2010年01月18日

生きるって?

一昨日バークレーにいるタレント沢山持っている友人キョンちゃんとランチをした。

日本出身だけど、いまはアメリカ在住。
南米に住んでいたり、スペインに住んでいたりととってもインターナショナルな彼女。

で、日本人とアメリカ人の感覚について比較論になった。

最近日本に一時帰国したキョンちゃんいわく
「日本人は基盤がしっかりしている。経済的にはたくわえがあるし
ちょっとやそっとのことでも大丈夫だと思う」

アメリカ人はたくわえってない人が多いから、
「来月どうしよう〜」なんて言ってる人たち、
本当に来月どうなるか分からない人もいるもんね。

日本人はやっぱりこつこつ働いて貯める蟻で、アメリカ人は一瞬を楽しむキリギリスかなあ?という結論になった。

一瞬を楽しむといえば、もっと極端なのはブラジル人?

以前にブラジルの友人、パウロが日本に来たことがある。
彼は自宅にサッカーフィールドがあるほどのお金持ちで、
大のサッカーファンで、ブラジルのチームが遠征に行くところ
ついて行く。

その時、ディビット・ベッカムが所属していたマンチェスタ・ユナイティッドとの試合。ずいぶん前の話ですね〜。13年ぐらい前?

私はパウロと一緒にブラジル人応援団と一緒にチャーターバスに乗り込み、サッカーフィールドへと向かったけど、その盛り上がりが半端でなかった・・・。

アルコールも飲んでないのに、バスの中ですでにみんな盛り上がり、踊り、歌い、バスが揺れていた・・・。

結構ノリがいいし、「ラテン系」といわれている私でさえ、おとなしく引き気味。

「試合が終わってから何かパーティーあるの?」とわくわくしながら聞く私に、

「試合が終わったら、半分以上はそのままブラジルにとんぼ返りする」とパウロ。

・・・・。

トンボ帰り組は、お金がなくても、明日、どうなるか分からなくても、サッカーの試合は逃したくないからお金をかき集めて日本に来たらしい。

「日本は何でも高いし、アルコールも高いからみんな試合が終わったらそのまま飛行場さ」

はあ〜?

長い時間をかけて地球の裏側まで来て、観光もせず、日本食も堪能せず、そのまままた地球の裏まで帰るわけ???

あっけに取られている私をみて、パウロは
「ここに来ている人たちはまだましだよ。僕たちがブラジルを出発するときには本当にお金がない人たちは、応援団を応援するために飛行場に集めってくれたんだよ」と。

その数、なんと500人以上だったらしい。

その感覚、ちょっと分からない、という私に
「みんなサッカーに命をかけてるのさ。生きることは情熱を持つことだろ?」とパウロ。

参りました。

ちなみに、その日の試合、ブラジルは負けました。

パウロを含む応援団、みんな大声を出して泣いていました。

真っ赤に目を腫らして、落ち込んでいるパウロをみたら
声もかけることができなくて本当にかわいそうだった。
男の人が大泣きしているのを見たのは初めてだったから
どう対応していいか分からなかったし。

でも、次の日はすべて忘れてけろっとしているパウロ。

さすがラテンね〜。

金持ちのパウロは2週間ほどたっぷり日本を堪能して帰りましたが
ブラジル人応援団たちを見たのは、サッカーの試合のときだけでした。

人生にかける想いって、本当に違うなあ、と感じた出来事。






posted by 高津文美子 at 03:53| サンフランシスコ ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おばさんへの借金がえしがまだ終わってなくても、旅行にでかけてしまう私は、堅実な日本人の特性を失いかけているんだろうなあ。

いろいろな生き方あるんだなーというのが実感できるようになりました。
Posted by 猫シッター at 2010年01月18日 07:36
ラテン系です(笑)

ものすごい借金(クレジットカードさん)があっても、

使う時には どんどん使ってます(笑)

普段は めっちゃ地味ですけど(笑)
Posted by Maco at 2010年01月18日 08:15
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